何故私が、ニュージーランドで未経験からバリスタをはじめようと思ったのか?

ニュージーランドの生活

こんにちは。

海外で未経験からバリスタを学んだおはなです。

なぜ、海外で未経験からバリスタになろうと思ったのか?

私はニュージーランドで全くのバリスタ未経験からコーヒー修行をして、1年半でバリスタになりました。

もちろん、バリスタ歴1年ですので、まだまだ修行中です。

しかし、お客様に提供できるレベルになったという意味で、バリスタになれたという表現をしています。

こんな事を言うと、英語は元々話せたか、日本で勉強してきたのでしょ?

と、聞かれるのですが、

全然話せませんでした。

はじめのうちはホームステイ先の家族との簡単なコミュニケーションすら出来ませんでした。

ニュージーランドに来てから、半年間語学学校に行き、

そのあと、なんとか完全日本語環境の日本食レストランに雇って頂いたレベルでした。

カフェで働くとなると、日本食レストランよりもっと高い英語力が必要になります。

日本食レストランの上司には、

そんな未経験からバリスタなんて無理だよ!

って馬鹿にされたりもしました。

今思うと、

よく英語環境で何か新しいことをそれもたったの1年で学ぼうと思ったな、

と自分でも思うのですが、

その時は、

自分の能力と、と、努力 と、センスと、

全てひっくるめて1年で何か目標を達成できるのか、

自分を試したかったという気持ちでした。

単にバリスタになりたいだけなら、

日本で短期間だけでもバリスタの基本的なことを日本語で学んでおけば、

少しは楽に技術を身につけられたかもしれません。

でも、私の場合はそれをしませんでした。

これまで日本で、たくさんのことに失敗して、挫折して、

歳だけ重ねて何もない自分に

最後に自分自身で与えたチャンスのようなものだったんだと思います。

海外に行ってみた後の変化

色々な自分に気付く。

バリスタ修行を始めてみると、

私は人よりとっても不器用なことに気づきました。

普通の人が一ヶ月で習得するところを3ヶ月くらいかかったり、

そして

「お前はミルクを無駄にする」

なんて言われて、

練習させてもらえなくなったり。

英語が聞き取れなくてオーダーミスをして怒られたり。

途中で、

「やっぱり自分には無理かな?」

やっぱり日本に帰ろうかな。

と何度も思いました。

でも、なんとか辞めずに目の前のことに頑張れました。

不器用だけど、やる気は人一倍ある!

そう途中で気付いたことで続けられたのかもしれません。

でも、ほんとに海外で何かをやってみると色々な自分に気づきます。

例えば、好きなことなら根気よく頑張れるな。とか、

どうやってコーヒー作りの練習をさせてもらえるか、必死に考える事ができるな。

とか。

もし日本に居たら、

ここはブラック企業だ、やめよう。

となって、カフェを転々として

1年経っても、技術が身に付いていなかったかもしれません。

こんなふうに、海外に行くと、色々な気づきがありました。

もちろん、努力だけではなく、

ラッキーなこともありました。

普通なら自分の技術れでは働けないレベルの人気店に雇って頂けた事は、ラッキーだったと思ってます。

これも面接の時に、バリスタになりたいという気持ちが、

伝わったのかもしれません。笑

一年という期限つきの目標のお陰で頑張れた

海外に行くとどうしてもVISAの期限があります。

ワーキングホリデービザは1年です。

この1年しかないという事実が私が全力出できた理由でもあります。

常に、あと何ヶ月でできるようにならないといけない

という焦りがあり、

一回一回のコーヒーを作らせてもらえる機会をありがたく思い、大切にすることができました。

もし、これが日本なら、無条件で日本に居れるので、1年と縛った目標を立てたとしても、

1年と1ヶ月で達成すればいいや。

1年と2ヶ月で達成すればいいや。

とダラダラしてしまっていたかもしれません。

自分を変えるには

私は海外に行く前には、

自分を変えたいと思っていました。

結果的に、ほんの少しですが

変わることができたと思います。

ほんの少しと書きましたが、人か変わるのにはどうしても時間がかかると思っています。

なので、ほんの少しでも変わる事ができれば大成功だと思います。

中々、変われない自分を変えるためには、

環境を変えてみる。

というのも、1つの手なんだなと実感しました。

皆さんの人生の参考になれば幸いです。

ではまた。

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